■ 呪怨「白い老婆」の冒頭が怖い  | 呪怨「黒い少女」と「白い老婆」をみた。 白い老婆の冒頭5分くらいがめちゃくちゃ怖かった…
ちょっとネタバレ
ケーキ屋の宅配バイトの青年がごめんくださいと玄関で声をかけると、誰も出てこない。 薄暗い玄関でもう一度声をかけると、やっと台所から女性が「はーい、今ちょっと手が放せなくって。すぐに行きますから」と顔を出す。 待ってても来ないのでおかしいなと思っているとまた顏を出し「はーい…」。よく見ると同じ動きに同じセリフ…というループ。
いや、ここでこんな説明しても無意味なのわかってるけど…この玄関から室内を見ている青年の視点の絵が、殺戮シーンや幽霊が突然でてくる演出とかと比べ物にならないくらい怖い。
人の家に行って呼び鈴押しても誰も出てこなくて「ごめんくださーい」…おかしいな、鍵あいてたけど…いないのかな?と困った経験がだれしもあると思う。そしてやっと、ハイハイ!と住人が出てきた時の安堵感。現実ではそこで解決。
この宅配バイト君が「…なんかおかしい」と不穏な気持ちに襲われていく過程が、静かにじわじわと怖かった。
ジャパニーズホラーは好きで結構みているほうかもしれませんが、他のカテゴリに比べてB級作品の数が多いので、B級でもなんでもお決まりの怖さがあればいいわという雑な気持ちでみてたりします。でもあんまりラフな気持ちでみていると泣きを見る事もあるんですね。
この絵のぞっとする感じに覚えがある。数年前、ハンマースホイの展示に行った時のうすら怖さに似ている。
■ ハンマースホイ
広くて奥行きのある室内に、顏がよく見えない女性…。もう名画が呪怨にしか見えない。
名画の影響はなくとも、呪怨のこの画は怖いけど美しいと思ってしまう。額にいれて飾りたいくらいだ。そして毎日おしっこ漏らしそうになるのだ。 |
2012/04/16(Mon)17:19 |