台北駅から電車で35分くらいの「ホウトン駅」は、猫まみれの駅として有名で、海外からも猫好きが来るらしい。
わざわざ猫めあてに海外から行かなくったって・・・自国にだって猫くらいいるだろうに・・。猫好きって暇な奴ばっかしで呆れる。
とりあえずどんな所か行くだけ行ってみた。
台鉄に乗るので、台鉄弁当を購入せねばな。
ついた。思ったより山奥に来てしまった感。
駅自体が猫を全面に押し出している。
日本にも猫のいる駅はあるけど、もっとひっそりと猫を謳ってるイメージがある。
港町ではないけれど、浮きネコ。
等間隔に猫トイレが設置されている。人間のトイレより多い。
駅の構内が猫仕様。駅まるごとキャットウォークになってる。
ぬるま湯生活を送る猫が、等間隔に寝ている。
観光客のみなさんに媚びることもせず、触られても寝ることを続ける。
「衣食住に不満がなく孤独でもない猫」にありがちな特徴である。
駅のような猫カフェのような場所なのだった。
巨大キャットウォークを外から見るとこんな。
この中では猫がのんきに寝たりごはん食べたりうんこしたりしてるのです。
遊び心のある通路を経て改札を出てみると、重厚感のある駅舎だったことを知る。
あ、日暮里にもこんな地図あったぞ。(日暮里駅にはにゃっぽりという猫キャラがいて案内係をしている)
駅の周りは山あり川あり。台北の喧騒から離れられるのも気分転換になりますね。
「廃虚も楽しめる」と案内されているが、廃虚を通り越して残骸っぽいやつもある。
お待たせいたしました。駅を出て階段をのぼっていくと、猫いっぱいいます。
ほとんどの猫が触らせてくれる。
ネコ
ネコネコ
ネコ
写真の順番待ちをする俺。
なかなか人懐こい。飼われているのも、そうでないのもいるみたい。
飼い猫と野良猫のグレーゾーンに属する者がほとんどのような気がした。日本でもそんな感じの猫は多いけれど。
私は猫を愛でる人を眺めるのも好きなので、みんな笑顔でカメラを向けたり撫でたりしてるのも見れてよかった。あまり人が来なくて猫を独り占めできる場所もいいけど、人が大勢集まる猫スポットも良さがある。ここに来る人に悪い人間はいないみたいな錯覚が起きる(笑)
台鉄弁当をあっさり見抜かれた。
いっぽうで、犬はがっちり自由を奪われていた。台湾はふらふらしてる野良犬もけっこういるけど、観光地のせいか繋がれている犬が多い気がした。
猫は本当にうまくやってる生き物だ。
壁に描かれた絵もアートしてる。かわいい雑貨も多い台湾、ちょっとしたところにセンスがちらほらと見え隠れしている。
カフェや雑貨屋もあって、店の中にもナチュラルに猫が入ってゆく。
おしゃれな猫ギャラリー兼カフェ。猫ビールもあった。
猫のテーマパークといってもいいかもしれない。暑いのと階段が多いのでけっこうつかれるけどね。
メシじゃ! 猫の攻撃を避けながら。
茶色〜〜い、おいし〜〜い。
ビールはここでヒエヒエの売ってます、35元くらいで。
駅の反対側に出てみた。観光地っぽいぞ。
猫もしっかりいるけど。
無警戒にもほどがある。
カフェ。人が席を立つと奪う。
なにか問題でも?の顔を向けてきて憎々しい。
おみやげやさんでも堂々と昼寝をしていた(どこでしょう)。
何か問題でも?の顔を向けてきて憎々しい。
猫と遊びすぎて猫というものがゲシュタルト崩壊してきたので、帰ります。
トイレもこの有り様!
個室にはそれぞれ違う猫の写真が飾られていたよ。
男子トイレも猫をみながらションベリングできる仕様になっていた。
今日はこの子の所にしよう!みたいに用を足すのか。
以上、猴硐猫村でした。
猫好きならべらぼうに充実感のある一日が過ごせるスポットだと思うので、台北からちょっと遠出する甲斐はあると思う。
(ちなみに↑は九ふんの猫です。まあどこにでも猫が大きな顔して居る国です)