メキシコ日記:二日目

6時起床。さすがにたっぷり寝て元気。まだ暗い。6時半メトロの駅に向かう。
パン屋・・・・もう買えるみたいだ。昨日目を付けていたパイを買おう。

この一般的な大きさのホールケーキは1100円くらい。安い!日本なら3000円はするだろうな。

小さめのケーキは150円くらい。安いって。いちごの大きさから見てもらうとわかると思うけど、これで150円はお買い得だ。これから電車とバスに乗るから買わなかったけどさあ。

パンは1個10円くらいだった。しかし、何が入っているだろうと楽しみに食べ進めていってもなかなか中身にたどりつけない。どうやらプレーンなパイだったようだ・・・。ちょっとがっかり。

中身のないパイをかじりながらずいぶん待ち、7時くらいにやっと地下鉄のゲートが開く。メトロの構内。雑誌屋さんの作業シーンを撮影していたら、友人から大笑いで「おめえ撮られてるぞ!」みたいに言われたおじさんに気づかれてしまった。笑顔でポーズを決められる。

乗り継ぎをして北バスターミナル到着。8:45発のグァナファトゆきのバスチケット(3500円)をとる。

ねこ

売店でカップラーメンを買う。マルチャンは世界共通らしい。味のないパイが朝食だったはずだが、やっぱマルチャンうめえよ。二回も朝食をとってしまった。

バスに乗る。インスタントコーヒー1杯分と、好きなジュースを選べるのだ。ドクターペッパーを選び乗り込む。

車内は超ゆったり。ファーストクラス並みで快適だった。映画や音楽も完備。

旅先で風景をみながら移動するのって楽しい。見える景色すべてが珍しいし、通常の旅行だと都市部しかみえないので移動の車窓風景はとっても貴重な気がする。「思えば遠くへきたもんだ」という感覚は田舎を走るバスや鉄道でよく陥る感覚だ。不安を少し含んだわくわく。

荒野にたつ看板。ここで放り出されたら、とか、最悪のケースを考えてしまう癖があるけれど消して旅を楽しんでいないわけじゃないからね。支給されたパンはハムとチーズがはさんであって美味しかったよ。