山でアナグマと目があった話 ほか

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母の誕生祝いで群馬県赤城山に行った。

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山。急な岩場の斜面できつい。登り始めてから即帰りたくなるのが山だ。

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落ち葉のカサカサ音がする。なにかいる。

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なにあれ、アナグマ?
子供らしく、地面をかぎ回る事に夢中でこちらに気づいていない。
そっと近づいて写真を撮ろうとしたけどこっちを向いてくれないので、猫や犬にやるように「チッチッ」と舌を鳴らしてみた。

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1秒間この顏で止まった。アナグマの子供、鼻ピンクすぎ。
その後そそくさと何処かへ消えた。

アナグマの話しはおわり。
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登頂

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ここに勝手にアナグマを追加したい。

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旅館がかっこよかった。法師温泉 長寿館

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川が流れていて山奥みたい。

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いや、本物の山奥だった。夜は星がキレイ☆

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夕飯が次から次へと出てきて食べきれなかった。群馬名産の麦豚のしゃぶしゃぶ、美味しかった!

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翌日、茶を飲んで出発。
中居さんに「この辺観光する所ありますかね?」と聞いたら「すいせん祭りがいいですよ、新聞にも載ったんです」「今見頃なんですか?」「ええ、新聞にも載りましたから」と、新聞パワーの強さを見たので行ってみる事にした。

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ゲレンデのリフトに薄着で乗るのはこわくて楽しい。

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水仙の匂いがハウワ〜っと漂っていて能天気。

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そのあと、水上のたくみの里に移動。
工芸品の手作り体験や蕎麦打ち体験ができるところなのだけど、のきなみお休みだったので、りんごの花の下でたわむれる鶏などを見ていた。

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でかい馬のカンタに見とれていたら、手渡しで餌をやらせてくれた。

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おとなしくてかわいい。ばんえい競馬の適性試験を受けたけど「闘争心なし」で落ちたらしい。

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最後に向かったのが、デイリーポータルの小野さんに「すごかったですよ」と教えてもらったこんにゃく博物館。ヨコオデイリーフーズという会社がやってる。

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しょぱなからひどい嘘をつかれて、大丈夫かなあという気持ちにおそわれる。子供を騙してどうする気だ。

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でも工場が見学できるのはとても楽しい。

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個人的に一番のみどころは、しらたき形成シャワーだ。

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ねえ見て、シャワーからしらたき!

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この博物館は無料なのだけど、凄いのは「こんにゃくバイキング」までもが無料な事。
刺身こんにゃく、味噌田楽、サラダ風、こんにゃくラーメン……あんなこんにゃくやこんなこんにゃくが食べ放題!
興奮して写真がブレるのも察してほしい。

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色んな味付けのこんにゃくなので飽きない。近所にあったら毎日来るわー。

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レバ刺し風もあるよ。

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個人的一位は玉こんでした。基本のこんにゃくだけど、今まで食べたものより、味がよく染み込んでいる。プリプリというかサクサクしてて、こんなに繊維の奥まで汁が染みている玉こんは初めて食べた。

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個人的二位は「冷やし中華こんにゃくトマトバジル」。何事かという名称だけど、こんにゃくと思えないほど冷やし中華っぽく、トマトバジルのドレッシングともマッチしている。こんにゃくを工夫して食べているというより、初めからこういう食べ物があるという自然さだった。
こんにゃく、カロリー低いのも偉い。

こんにゃくを満喫したあと、さらにたくさんのこんにゃく製品を買い込み、帰路につきました。おわり。


ピクニックとライブ

twitterの友達と代々木公園でピクニックをした。
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臭いチーズ好きの友達と、チーズはピザの上に乗ってるやつしか興味ないという友達と、寒空の下で臭いチーズを食べた。

友達が持ってきた「Vieux Chambolle(ヴュー・シャンボール) DELIN社の新作です。マール・ド・ブルゴーニュ出荒い熟成させたもの。香りも十分で深みのある味わい。シャンボール・ミュジニーなどブルゴーニュの優雅でふくよかなワインとご一緒に。 原産地:フランス ブルゴーニュ園」が相当おいしかった。

昔こんな記事を書いた事がある。
「この店で一番臭いチーズをください」

2ページ目に出てくる「アンジ・ゲヴェルツ トラミネール」というチーズがなかなか凶悪だったので買いに行こうと思ったけど、噂によるとこのお店は2009年に閉店しちゃったらしい。
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夜にライブを控えている友達を見送った後、原宿みのりんごのキーマカレーを食べた。酸っぱくておいしかった。
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それから東高円寺へ行き、先ほどの友人のバンド「シャンプーハッツ」のライブを観た。
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彼女とは初めて会ったのだけど、twitterで平沢好きという事は知っていて、ちゃんとライブで音を聴いたらああちょっとわかるかも、と思った。展開が予想できないタイプのメロディで楽しめた。

彼女は現役美大生で、油絵を専攻しているらしい。私も美大で油画科だったけど、社会に出てから油画科の人と新しく会った事って無いに等しかったのでへんな嬉しさがあった。

演奏を観ながら彼女と同じくらいの頃何やってたっけと考える。やはり音楽をやりたかった私は、軽音部になじめずに落語研究会に入ってしまい、バンドを組む友達もおらず、家で宅録をしていた(ネタも書いてた)。
4年の時の学園祭で、どうにかバンドを組んでステージで演奏した。人前で歌う初めての日だって事で大変な気持ちになり親とかバイト先の先輩とか呼んじゃって、今思うと恥ずかしすぎる。あの時の自分に腹パンしたい(ちなみに1年生の学園祭ステージでは漫才をやったけど誰も呼ばなかった)。

バンドやライブというものに憧れた学生時代を送った身からすると、20才でライブハウスでやっている事を純粋に凄いと思ってしまう。

長々と思い出話を語ってしまったのでまとめると、ピクニックには缶切りを持って行ったほうがいい。


昆虫食歓迎会

先日、アメリカで昆虫食の研究をしているダニエラさんの歓迎会があった。
その会でいくつか虫を食べたので書き連ねようと思う。
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駆けつけ一杯はカメムシウォッカ。うっかりオレンジジュースで割ってしまったけど、これでは風味がわからないじゃないか。

これ以降は虫に耐性のあるかただけどうぞ。
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