【ライナーノーツ】#8:いちにっさんしん

友人の結婚式用につくった曲。
予備校時代の友人のAさんは、沖縄の魅力に取りつかれ、東京の三線教室に通いはじめました。そこでTくんと運命的な出会いをします。

ある日二人は三線教室に遅刻しそうで走っていました。Aさんがふと横を見ると、Tくんがいない。
振り返ると、数メートル後ろで猫を触っているではないか。この状態で何故!と思ったが、Aさんも逆に怒る気が失せたそうです。

Aさんはその時にこの人おもしろいから結婚してもいいかなと思ったそうな。のんびり者のTくんは島時間を地でいっているような穏やかな人で、せっかちなAさんと妙に気が合うみたい。

私はこの話をきいたとき、いや猫は触るだろと思いました。

猫エピソードや、長女の名前も盛り込んで歌詞を書きました。
歌詞中のパーラーというのは島にあるカフェみたいな店のことで、パチスロ屋ではないです。

披露宴では、ゲストにビーフさんをお呼びして、ギターで伴奏してもらいました。
そして最後に新郎新婦も三線を披露。ライブの多い結婚式って面白い。結婚式のようなイベントで参加者が演奏すると、生涯よ音楽とともにあれみたいな感じになるな。うまくいえないが…

私にとってもとても思い出深い式になりました。


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